昨年末に作ったスピーカーの音がやっぱり気に入らなくて、半年しか経ってないのに作り直すことにしました。
音の悪さの原因は、作製中から既にうすうす気づいていたけれど、箱の強度不足。
バッフルは高剛性で、とよく言われるけど、結局何もかも全部高剛性でいいと思う。
高剛性、ということで目をつけたのは鉢。
ニトリの4号鉢です。
1個400円。
寸法は12.5cmの立方体。
容積は、ざっと計算してみたら1.8リットルくらい。
ニトリ鉢には5号もあって、そちらは15.5cmの立方体。
音だけ求めたら5号ほうが絶対いいです。
容積にして1リットル以上違いますから。
ただ、うちは狭いので、見た目重視で4号に・・・
内部構造。
ファンネルダクトバスレフの8本立て。
実は以前この鉢でスピーカーを作ったのですが、その時はダクト2本で、音が窮屈で、低音も不足してボツにしました。
その後本数を増やせばいいという記事を読んで再挑戦です。
参考にしているブログ記事では15本以上ダクトを立ててました。
バッフルの素材はタモ20mm厚。
バットに使う木の仲間。
はじめて扱う素材です。
はっきり言って硬い。
家庭用のドリル+自在錐ではちょっと厳し目です。
途中経過を撮ってないので唐突に出来上がります。
なぜかメルヘン仕様。
ユニットはTangBand W3-1364SA(改)
881sjfはマグネットが大きすぎて入りませんでした。
箱のコーナーの木はただの飾りで、音には関係ありません。
出隅、といいます。
見た目、大事。
コードは鉢穴から出て、下の台を貫通してアンプにつながっています。
見た目大事です。
ドライフラワー。
見た目大事!
利便性からもはやスマホMP3以外の音源は考えられません。
いつもの安い中華アンプ、Lepy LP-V3S。
デジタルっぽい見た目だけどアナログアンプらしいです。
Lepy2020(後継機は2024)はクリアでシャッキリ系、LP-V3Sはそれよりもややふわっとしている、らしい。
両方持ってるけど言われてみればそんな気がします。
どちらか1つを買うなら2024のアダプタセットかな。
さて、音出しです。
箱が全く歪まない高剛性中の高剛性なので、V3Sでも高音域はかなりクリアです。
解像度高い!
そしてクリアでありながらアナログの温かい感じ、低音の押し出す感じもあります。
うん、これはイイ!イイですよ!(興奮)
以前感じていた低音の不足も解消されました。
ダクトを増やした効果でしょうかね。
2リットル未満で随分頑張ってます。
大成功~。
*今回のおさらいとか考えたこと。
・高剛性、高重量は正義だ。
・たぶん同じ厚みなら木よりアクリルとかの樹脂の方がいいと思う。木の響きとかそういうのは邪魔。好みだろうけど。
・ファンネルダクトのダクトは増やしたほうがいい。
そして、5号鉢だったらもっと良いと思うの!
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