ドッペルギャンガー Blackmax202で通勤

実家からキャノンデールのKiller V900という古いマウンテンバイク(94年製だと思う)を貰ってきて、磨いたりタイヤ交換をしながら、ついでに放置していたミニベロもキレイにしてみました。

そのミニベロの方が今回の記事です。

ドッペルギャンガーのBlackmax202という安チャリで、たしか6~7年前に買いました。
シルエットが好きで買いましたが、オレンジがちょっとやんちゃです。

僕が買った時は今よりも2割ほど安く、たぶん18000円くらいだったような気がします。

マイナーチェンジをしながら今でも売れ続けているみたいですね。

我が家のブラックマックスは買ってから1年くらい通勤に使い、その後1年ベランダで放置、その後3年くらい通勤に使って、また3年ほどチャリ置き場で放置、みたいな処遇を受けています。

うちのはシマノの6段変速ですが、最近のは7速になってるみたい。
羨ましい。
あとタイヤも20インチ1.75だったのが、1.50になってますね。


久しぶりにこれで通勤します。
しかも、これまで10分以内の通勤が、引っ越しにともなって30分かかりますので、ちゃんと整備や部品交換をします。

まず変えたのがタイヤとチューブとリムテープ。
当然劣化してもろくなっています。

ホイールの内側。

・・・こんな構造だったのか。
劣化したゴム製のリムテープに穴が開いていましたが、そりゃ開きますよね。


タイヤはチェンシンのスリック、20インチの1.50インチ幅にしました。
お値段なんと980円。
送料650円かかりますが、前後2本分頼んでも650円のままなので、まとめ買いがお得です。


リムテープはヘルマンズの18mm幅。
2本で600円くらい。


チューブはパナレーサー、2本で1100円

リムのバルブ穴が英式なので、仏式用スペーサーも買いました。
こんなものに400円か。




錆びたスチールのハンドルバーを、ヤフオク500円送料250円のアルミバーに。
ブレーキレバーは樹脂製からテクトロのアルミ製に。
坂が多いところに越したので、こちらもカッチリした信頼性の高いものがいいですね。
1200円くらい。

坂道を登るときに欲しくなるバーエンドバー1500円。
ものものしいけど個人的にはあった方が絶対的にラク。


ペダルを折りたたみ型の樹脂製から三ヶ島のアルミ製に。
2000円くらい、なんだけど、あとペダルレンチ1000円も必要。

踏み込むたびに歪んでギシギシしてましたけど、だいぶカッチリしました。
今回は30分かかるのでなるべく力の伝達ロスを抑えたい。


すり減ったシューも交換。
前後で800円くらい。
ブレーキ本体はやんちゃなオレンジでしたけれど、くすんだオレンジになっていかにも古臭い印象になっていたので自宅にあったガンメタスプレーで塗装しました。


使えなくはないけれど色あせたサドルも交換。
1000円。


これでいくら位くらいですかね・・・11000円、ですか、そうか、うん。

一つひとつの部品代は大したことないけれど、ホームセンターの安いチャリンコ買えますね。
というか、むしろどうやってあの値段で完成車を提供できるんだろうという思いになります。



あと、整備。

前後のハブがゴリゴリして、手で勢い良く回しても3回転で止まってしまう。
洗浄してあたりを調整してくるくる回るようになりましたが、玉押しが傷んでいるので、ゴリゴリは残ったまま。
まあいいや、部品調達めんどくさい。

チェーンとスプロケとチェーンリングももちろん洗浄。

BBはスムーズだったのでそのまま。

安リアディレイラーだけど、これもやたらと調子いい。
さすがシマノ。
これで十分。

ひび割れてくすんだステッカーも全部除去。

全体像はこんな感じ。
だいぶ落ち着きました。
特徴的な差し色であるオレンジがワイヤー鍵だけになって、ほんとにブラックマックスという感じです。

乗ってみるとだいぶスムーズになりました。


が、30分の通勤をしてみると、困ったことが起こりました。
シートポストが下がるのです。
途中で降りてクランプを締め直しましたが、やはり漕いでいるうちにだんだん落ちてきてしまう。
ある程度まで落ちるとそこから先は落ちないのですが・・・そういえばこれまでもそんな感じだったような気がします。

それで、うちに帰ってから調べてみると、なんとこのチャリ、シートチューブが折れるらしいんですね。

なぜ落ちるのか、なぜ折れるのか、なぜ自分のこのチャリは7年間折れなかったのか。

それについては次回に。

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