マイクロガイドを使ってきて


 ガイドくらいであれば自分でつけられるので、これまでもガイドをいっぱいつけたり、スカスカにつけたり、バッドガイドをリールに近づけたりして、その違いを楽しんできました。

マイクロガイドが出始めたときも、もちろんいろいろ試して遊びました。
たくさんつけたり、ティップ側3つだけつけたり、グラスにつけたり、外したり、いろいろ。



結果はありきたりで面白く無いのですが、やはり適所適材というか、向き不向きというか。


感度は良くなります。
15年くらい使ってきたロッドなので、その違いは気のせいではないと思います。
ティップが軽くなったからじゃいの?と言われれば、もしかしたらそうかもしれません。
もともとのガイドに比べて、乾いた感じです。

飛距離はどうかというと、メーカーのHPの説明で間違いないのですが、細めのラインで重たいルアーであれば変わらず。
太いライン、もしくは軽いルアーだと明らかに抵抗を感じて失速します。

それからもう一つ。

ここが個人的に気持ち悪い部分なのですが、低弾性のロッドにマイクロガイドをつけると、キャスト後のティップのブルブルがそのまま手に伝わってきます。

このブルブルのせいで、ラインはガイドの内側で上下にぶつかり続け、波打つことになるので飛距離がガツンと落ちます。
そしてブルブルが手元に伝わって気持ち悪い。

僕はシャウラのように弾性が低め(発売当時は高弾性だったんでしょうけど)で粘りのある短いロッドを好んで使うので、なかなか相性のよいガイドセッティングが見つけられませんでした。
また、太いラインを使ってハードベイトを中心に、上が1オンスくらいから、下は4gくらいまで1本で無理やりやろうとするので、このへんも相性が悪いんですよね。

ということで、楽しかった実験もこれで終了となりまして、低弾性のロッドに付いているマイクロガイドはこの冬の間に外していこうと思います。

それから今回あらためて感じたのですが、バッドガイドはかなり小さくてもいいですね。
最近のベイトリールは低くセットできますし、バッドはブルブルしないから。
もはやバッドからティップまで全部同じ径でいいんじゃないかとすら思います。
ダイワのTWSだと話が変わってきますけど。


あとこれ。
これはスピニングですけど、ゼナックのシーバスロッドを真似て、トップガイドとその次を近づけてみました。
糸絡み、減ったような気がします
これは来シーズンも継続です。

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