ハイパーレゾネーターを自作する

すっかりスピーカーの人になっている管理人です。
出来上がったスピーカー、外から見るとこんな感じでなかなか目立ちます。


音も鳴らすたびにどんどん良くなってきています。
ただ、低いどこかの周波数でボーンという嫌な共鳴があります。

以前も書いたのですが、この器の中で起こっているはずなので、これを開けてボルテックスジェネレーターを入れたいです。
ただ、接着剤でガッツリ止めているのでなかなかふみきれません。

 その前にやりたいことがあるので、そっちを先にやります。


 これ、BOSEのM2かM3。
エンクロージャー後方にスリットが入っていて、そこに向かい合わせでパッシブ・ラジエーターが入っています。
ハイパーレゾネーターというシステム。
これがどうやらサイズを超えた重低音になっているらしいのですが、これがやりたいことです。

M2、M3は5cmのユニットを使用しているのに対し、僕はこれを8cmにして、エンクロージャーのサイズも大きく余裕のあるスピーカにしてみたいのです。


パッシブラジエーターは、専用のものでなくても、普通のスピーカーユニットでいいらしいので、秋月電子で2個500円のF77G98-6を4セット買いました。
爽快な光景w
FostexのP800も混じってますね。



激安ユニットをパッシブ・ラジエーターとして、こうして向い合せでセットします。

という予定でしたが、板は一枚でいいような気がしてこんな風にしました。
板厚は9mm
この隙間からむせるほどの重低音が飛び出してくる予定。

それを側面板にとりつけて、、、

このようなセッティングになります。
やく1cmのスリットが入っています。


メインのユニットはTangbandのW3-881sjf。
間に振動吸収材を挟んでタイムドメイン風にしてます。

W3-881sjfの前にP800でも鳴らしてみたのですが、どうもしょぼいです。
たぶん上手な人が上手に仕上げたエンクロージャーであれば上手くいいところを引き出せるんだと思いますが、僕みたいな素人になると、安い奴は安い音しか出ません。

さて、 W3-881sjfで鳴らしてみた結果ですが、問題の低音は音圧が気持ちいい。
でも重低音というにはまだまだですね。

低音のキレはファンネルダクトバスレフに比べると落ちます。
低音が団子のようになっています。
ただ、バスレフっぽい抜ける音がないので、もうちょっと調整すれば、はっきりしてくるかもしれません。
団子っぽさはどこから来るんですかね。
もうちょっとパッシブラジエーターの間隙を大きくすればいいのかな。

それから気になるのが、MDFの紙っぽさ。
紙っぽいというのは、なんというか、とにかく紙っぽい音なんですよ。
グリーンの卵型にくらべると、艶がない、華がない。
サイズも、四角いせいか大きく見えてしまいます。
内容積はグリーンの半分ほどなんですけどね。

でもまあ、紙っぽさは内側外側を塗装なりでコーティングすれば解決すると思いますけど。
内側は塗料ではなく、シリコンで塗ってみたいなと思ってます。

その2に続きます↓

      その2に続く

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