ボトックス注射とリハビリ


今日は釣りじゃない話。 

先日クリニックのオープニングパーティに参加しましたが、あすと長町にある仙台クローバークリニックというリハ科と神経内科のクリニックです。


 建設中の新しい仙台市立病院の直ぐ横で・・・

 隣はゼビオアリーナで・・・

肝心のクリニックの写真は撮り忘れたわけですが(汗)

足漕ぎ車いすを撮って来ました。

健常者が使っても平地であれば歩くよりラクです。
まあ座ってますからね。

当然手でこぐより圧倒的にラクです。
その辺の選択は障害次第ですけど。


僕が興味を持ったのはボトックス注射で、いわゆる美容で使われるものと同じものですが、脳卒中後の痙性の強い筋に注射することで、その筋を麻痺させ、弱かった他の筋を使いやすい状態にし、四肢の動きを良くするのができます。

筋に注射するだけなので、脳卒中で失われた脳の機能がたちまち治るわけではありません。

というこで「効果が切れたら元に戻ってしまう」と言われることも多々ありますが、それは正解でもあり間違いでもあります。

強い痙性がスムーズな動きを阻害しているような症状の場合、その痙性をボトックス注射で抑えて、効果が持続している間にスムーズな運動ができるようにリハビリを行うのです。

四肢のスムーズな運動が、脳の可逆性(運動の再学習)に繋がるのはすでに証明されているわけですから、ボトックス後に適切なリハを受けるかどうかが重要になってきます。
リハを受けなければ、「元に戻ってしまう」状態になると思います。

仙台でボトックスをリハを同時に出来るところは殆ど無いんじゃないかと。

来週また行ってきます。
今度はちゃんと写真撮ってきますね。


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