ボトム用の管釣りロッドできました

 昨日に引き続き管釣りロッドの紹介。

今日は写真左側の、ボトム用のロッド。

ワカサギティップを移植した、ティップベナンベナンロッドの改良版です。

まずおさらいですが、なぜティップベナンベナンロッドが必要かというと、ティップであたりをとるためです。
僕はラインであたりをとる技術がないのでそれを補うためと、吹雪の中ではラインであたりをとるのはますます困難なので、それを簡単にするためです。

基本的にはズル引きかステイでティップにでるあたりを取ります

この動画ではメバル用のカーボンソリッドティップであたりを取ってますね。
僕のグラスソリッドはもっと明確に簡単にやれます。



 さて、今回はどこをどう改造したかというと、2ピースのバッド側をバスロッドの高弾性ブランクスにしました。
ベイトのMクラスです。

これによって、グラスソリッドのティップ→低中男性のトラウトチューブラーのベリー→高弾性のバス用のバット、という流れになりました。
バッドが高弾性になることでこれまでよりもキャストを中心に扱いやすくなりました。
その分全体の粘りは損なわれますけどね。
その辺は気分や目的で使い分ければいいと思います。

全体的にベナンベナンの感じで釣りがしたければ、これまでのバットを継げばいいし、高弾性の操作性が欲しければ、今回作った手元を継げばいい。

継ぎ分けができるロッドってあまりないでしょw



 リールシートはこちら。
コルクシートで段差を埋めています。
世間はこの段差をあまり気にしていないようですが、僕は段差が嫌いなんです!

このままだとコルクがポロポロ崩れてくることが予想されますので、木工用ボンドをサラッと染み込ませています。
柔らかさを保ちながら、ある程度の耐久性アップ。
水性なので水に濡れたらベトベトするかもしれませんが、その時はその時でまた考えます。

もっとカチカチにしたければ、瞬間接着剤を染みこませるのもありだと思います。






リアグリップは完全に自作です。


 100均のコルクシートを巻いて、この部分は木工用ボンドを染み込ませて柔らかく仕上げています。

 グリップエンドは、コルクシートを重ねて自作。


 自分でもよくやるなと(笑)



瞬間接着剤を染み込ませて、耐久性を高めて、最後にサンドペーパーで磨いて終了。
このロッドはメバルやアジ釣りなんかの中層フワフワ系の釣りにも使えそうですね。



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