チドリクランクを作る

僕はバルサB2がチドるという話を聞いてから、もうずーっとチドリクランクばかり作ってきました。

なので、固定重心で何をどうしたら千鳥アクションになるかわかります。 千鳥の大小を決める要素もわかります。


KVDクランクを見ても、ああ、ここをこうすればもっとブレるのになーなんて思ってしまいます。

もちろん現行モデルのB2ももっとブレさせることが出来ます。

まあ、アメリカではかなり早く巻くので、あれくらいのバランスでいいのかもしれません。


今作ってるバルサクランク。

ブレ続けさせることは簡単なんです。

真っ直ぐ泳いで、急にブレる、というアクションが難しい。
未だによくわかりません。

僕にとって奇跡のアクションはそのアクションです。
過去に何度か成功していますが、今までと同じ作り方の中で偶然に出てきました。


テールは平べったいほうがブレやすいような気がしています。

ロールを抑えて、リップがキレイに水を切っている状態のほうがブレるような気がするからです。

プラのクランクはキレを出すためにテールを細くしますが、浮力の強いバルサはこういう形が可能です。

浮力が強ければ、より機敏にブレてくれます。

よくバルサの浮力はピッチの話に結び付けられますが、僕にとって重要なのはブレが機敏だということ。


たとえば、左右に蛇行するウィグルワート。 あれもテールが平べったく、ロールが少ないですよね。

ウィグルワートをバルサで作れば、かなり理想的な千鳥アクションになります。 僕が作ってるのもそれですけどね。

長くなったのでこの辺で。
次回も千鳥アクションについて。
どうやってチドるのか。

コメント