CyberLink PhotoDirector 2011を使ってみた

事業のほうがなかなか思うようにはポンポン進まず、その分写真をいじって遊んでいます。



こういう星を撮りに行きたいなー。(これは合成写真です)
毎日曇りなんですよ。
夏って星撮影には向かないんですかね。


さて、今日はCyberLink社の PhotoDirector 2001というフォトレタッチソフトを使ってみました。
メールアドレスだけ入力すれば30日間無料試用版がダウンロードできます。

CanonとNikonのRawをサポートしているみたいですが、他は知りません。
まあ、シグマはないでしょう。

価格が1万円なので、Lightroomの1/3。
僕はLightroomで満足してるのですが、3万円はちょっと初心者には薦めにくいので、Lightroomの代わりにコッチを薦められるかなー、ってことでまずはお試し。



作業画面。

インターフェイスはわかりやすいです。
一見するとLightroomの左右逆版みたいでいい感じ。

でも「ヒストリー」がないんですよね。
ヒストリーっていうのは作業履歴なんですが、Lightroomはどこをどういじったか逐一履歴を残していて、そこに戻ることができるのがありがたいんですよね。

それからなぜかトーンカーブがないんですよ。
僕が見つけられてないだけかもしれませんが。
どんなソフトを使っても必ずトーンカーブはいじるので、これがないとちょっと薦めにくい。

あと、僕のPCが非力なのかもしれないけれど、ファンがブンブンに回るようになりました。
動きも、よっこいしょ、ってかんじですし。
とにかくLightroomよりも重い。


Canon DPPでRaw→Jpeg、1024x768

Lightroom3でRaw→Jpeg、1024x768
明るすぎるけれど、調整でCanonDPPと同等の画質になりますね。

PhotoDirectorでRaw→Jpeg、1024x768

画質の比較ですが、PhotoDirectorだけ歪みの補正が効いていませんね。

それからノイズもかなりのっていて、かといってディテールが残っているわけでもありません。
ちょうどLightroom2がこんな感じの画質でした。

なので、Lightroom2のときは、僕はいちいちCanonDPPでJpegで書きだしてから、Lightroomで小細工するようにしていました。


まだ1日しか使っていませんが、Raw現像ソフトとしては今一歩、Jpegをいじるソフトとしてはちょっと高いかな、という印象。

Lightroom3の代わりにはなりません。
ちなみにLightroom3はダウンロード版よりも、Amazonのパッケージ版の方が3千円ほど安いです。

それからさっき気づいたのですが、Lightroom3には特別提供版(乗換え版)というのがあって、他社製品から乗り換える場合は1万円ちょっとでLightroom3が買えるんですね。

このPhotoDirectorを1万円で買って、Lightroom3乗り換え版を1万円で買えば、合計2万円くらいで済んでしまうというわけですね。

なんともお得というか、理不尽というか。

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