ビビン丼、混ぜる文化と混ぜない文化



ビビン丼。
いろんな具材がカオス状態で乗っていて、おおよそツイッターしながらでは判別できないレベル。

甘じょっぱいゴボウと牛肉、ピリっとした豚キムチ、トロッとした卵がメインで薬味にネギと刻み海苔。

おそらくはそんな具材だけれど、そうじゃないと言われれば素直に引き下がる勢い。
とくに牛肉と豚肉の両方が入っていたかどうかが自信なし。



ちなみ僕はビビンバを混ぜずに食べます。
混ぜて食べて、混ぜずに食べて、韓国人の友達の食習慣をみて、僕は混ぜなくなりました。


みんななぜあんなに混ぜるのですか?


「韓国では混ぜて食べるから私は混ぜて食べています」という理由であるならば盲目過ぎると言わざるをえないけれど、そうじゃないと言われれば素直に引き下がる勢い。


「韓国の人はいろんなモノを均一に混ぜて食べる習慣がありますニダ」と大学時代のコリアンフレンド。


例えば彼はカレーライスも吉牛も均一に混ぜて食べる。

その友人がくちゃくちゃとカレーを均一に混ぜている様子を見て、彼らは混ぜて食べたときにおいしさが最高に感じられるようになっているのだと思うようになった次第。

一方、日本人はカレーを混ぜない。
ご飯の上にカレーを盛り付けると怒る人もいるくらいだ。

ご飯は右、カレーは左に分けて盛ってって言ったでしょ!みたいな。

ご飯粒が口の中ではらけていく食感と、ご飯の甘みが好きな日本人は、ご飯が汁気を吸っていくのをあまり好まない。


そんなわけで、日本人はビビンバを混ぜないで食べたほうがウマさを感じられると思うのだけれど、焼肉屋にいくとみんな無条件で混ぜてしまうので困ってしまう勢い。

混ぜるなら、上の具だけ混ぜてください。

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