oga113 posted by (C)シェリルミノー
Nikon D5000
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
七ヶ浜町の菖蒲田漁港。
僕はときどき沖堤防で釣りをしますが、その渡し船がでる漁港です。
まだ全然使用できる兆しはないって聞いていたけど、周辺の浜をサーファーがゴミ拾い活動したり、物資はちゃんと届いているという話を聞いたりしていたから、仕事が終わってから見に行ってみました。
全然でしたね。
漁港までは民家の間を抜けていくのですが、民家は殆ど無く、暗い原っぱを抜けていく感じ。
漁港の手前まで来ましたが、漁港に入ることはできませんでした。
なのでその手前のガソリンスタンドを1枚撮って帰ってきました。
七ヶ浜は高台が多いので、その原っぱから車で30秒も走れば家がちゃんと残っています。
津波は実に正直に低いところを好んで、高いところを避ける。
土台だけになった家、無傷で明かりの灯っている家。
両者の距離はたった50m。
この差についてあるわけのない答えを探そうとしてしまいます。
この町の人は、半壊であれば家を直して住むそうです。
「修理はだいたい500万くらいかな」と、そのおじいさんは言ってました。「うちは出せるからまだいい」
・・・話がまとまらなくなりそうだw
これまで行ってきたボランティアの現場と違って、ものすごく馴染みのあるホーム漁港だったからかなりショックでした。
何をしたらいいんだろうか。
僕はシンプルに考えることにします。
復興とは経済がちゃんと回ることです。
経済が上手く行けばそれ以外のいろんな活気あることは勝手についてきます。
まあいろいろ書きたいけれど、衣食住がしっかりして、それで初めて仕事に集中できるわけで、仮設住宅建設の遅れはそのまま復興の遅れになるんだろうな、と。
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